ポジティブ・コーチング・アライアンス(PCA)
日本初開催ワークショップ 活動報告
(2017年2月10日~14日)

特定非営利活動法人スポーツコーチング・イニシアチブ(以下SCI)は
一般社団法人アショカ・ジャパンとの共催で
『ポジティブ・コーチング・アライアンス(PCA)ワークショップ』
「勝つこと」と「良い人間になる」のダブル・ゴールを目指す
コーチ・保護者のためのワークショップを日本で初めて開催致しました。

 

最終日の2月14日、講師のトニーさんを囲んで

 

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けスポーツの価値に注目が集まる中、日本初開催のスポーツ教育に係るイベントを通し、スポーツ教育が2020年のレガシーとなるようなムーブメントの創出を目指します。

PCA代表のジム・トンプソン(2004年選出アショカ・フェロー、元スタンフォード大学MBA教授)が編み出したPCAコーチングは、アメリカではこれまでに約1700の学校やユースプログラムに導入され、75万人のコーチが実用、実際に参加した学生は600万人を超え、今やアメリカの若者スポーツコーチの基準となっています。

この度、日本のスポーツ教育環境のさらなる向上のため、PCAのトップ講師であるトニー・アッサーロ氏をお招きし、PCAワークショップを日本で初めて開催する運びとなりました。

「選手の競技力向上」と「人間としての内面の成長」を促す「ダブル・ゴール・コーチング」に興味を持っていただいた指導者・保護者・ビジネスパーソン・スポーツを愛する方々、約200名にご参加頂けました。

 

 

PCA創設者 ジム・トンプソン

講師のトニー・アサロ

講師のトニーさんが、より良いスポーツ指導のあり方を伝えると共に、プライベートを挟んだ軽快なトークで会場の笑いを誘いながらも、参加者同士でのグループワークでの討論などもあり、終始楽しくも深い学びのある時間となっていました。

ワークショップの内容の一部をご説明すると、
Mistake Ritural
 選手のミスをみんなで受け入れる魔法の儀式の方法
Magic Ratio
 選手に指導を受け入れてもらうための、褒めと注意の喚起の比率についての説明
I love to watch you play
 試合後、選手が求めているたった一つの声掛けについての説明
Troublesome Kids
 問題のある生徒とのかかわり方についてのワークショップ

など、様々な指導者や保護者が直面する問題や、迷いに対して参加者同士で議論したり、お互いの事例を学び合いながら、ダブル・ゴール・コーチを目指すワークショップが行われました。

また質疑応答も非常に盛り上がり、大変難易度の高い質問で会場が投げかけられました。
質疑応答の一部をご紹介すると、

Q.失敗した選手に投げかけるタイミングはいつがいいのですか?
A.まず、失敗したその次をどうするかが大切であり、その日の帰りは楽しい話や晩御飯の話をする!
そして後日、選手の心の準備ができたら選手と1対1で話しかける。その時に選手に「いま、あの時の改善点の話してもいい?」と聞く。

など、 どのテーマも、今後の指導方法について様々なヒントを得ることができる内容でした。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

2017年度内、もう一度開催を企画しております!ぜひご参加下さい!